2016年12月31日

海外遠征を終えて

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【海外遠征を終えて】

「2016海外遠征」が終わりました。

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校名の「両洋」は、「東洋と西洋の架け橋となるような国際人の育成を目指す」という意味が込められています。

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海外遠征は、これを実際に体験して学ぶ良いきっかけになりました。

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この海外遠征はもちろん生徒のために行なっているわけですが、私自身の学びの場にもなっています。

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学校に身を置く者にとって、自ら外に出ていかなければ、最新の情報を得たり、自分の現状を知ることが難しくなることもあります。

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また、時代の変化や自分の誤りに気づけなかったり、本当の指導力(どこに導いたら良いのか)が身につかないこともあると考えます。

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過去に成功したやり方が、今も、そしていつまでも通用するとは限りません。

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15歳の若者が毎年高校に入学し、一方で毎年1つずつ年が増えていく自分。

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年齢がどんどん生徒と離れていき、価値観や感覚の隔たりが徐々に大きくなっていく生徒をひきつけるには、学び続けて経験を豊かにし、指導力を高めることが大切です。

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そして自分に足りないものを学べるのが、今回もお世話になったアカデミーにあると感じ、毎年お世話になっております。

だから、遠征中クタクタになりつつも、充実感がありました。

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7泊9日の今回の遠征。ミーティングでじっくり話をできる夜を連続7回設けることができたのは大変効果的でした。

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ミーティングではその日のテニスや出来事をふり返り、一緒に生活する中で気づいたことや気になったことを話し、翌日の予定の確認をしました。

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「自分の意見を持つこと」、「自分で考えること」、「感謝の気持ち」、「家族や親の存在」についてじっくり考えることができたのもとても良かったと感じています。

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今回の海外遠征においても、ブログで詳細をアップしました。

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緊張感のある現在の海外情勢の中、保護者の方がタイムリーに状況を把握できて安心できるようにするのにブログは便利で、欠かせません。

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また、きちんと記録しておけば「次回の遠征」に向けてより改善するために、後日改めてじっくり検証することができます。

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遠征に参加した生徒にとっても、このブログを見れば「いつ、どこで、どんなことを学んできたのか」ふり返るのに役立ちます。

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さて、何のために海外へ行くのか。

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「テニスが上達し、強くなるため」だけが目的あれば、海外遠征に行く必要はないと私は考えます。

日本にいても、今より強くなれます。

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また、誰でも海外に行ったからテニスが強くなるわけではありません。

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テニスを通して海外で活動する魅力は様々です。

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その一つが「コミュニケーション」です。

海外で対等にコミュニケーションをとるには、まず「自分の考え」や「自分の意見」をはっきり持つことが大切です。

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遠征中、アカデミーではこのことも重点的に指導していただきました。

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海外の選手とコミュニケーションをとると、いかに自分が「自分の意見」を持たずに、何気なく生きているのか、ということに気づかされることがあるかもしれません。

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生徒が「Why?」と聞かれたときに、「なぜだか理由が分からない」、あるいは「なんとなく」と言うことがしばしばありました。

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自分の意見を持ち、伝えることができる。この力はこれからの時代、どこにいても必要な力だと考えます。

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さて、私たち大人が子供に身につけさせるべき「最も大切な力」とは何でしょう。

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それは「自分でできる力」を育むことだと私は考えます。これは、一生自分を助ける力になります。一言で言えば「自立」です。

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この海外遠征では、テニスをしている時はもちろんですが、生活面でも自立できるよう指導しました。

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自炊、洗濯、片付け、掃除、起床、所持品準備、問題解決、体調管理…様々な場面で「自分で考えて、自分でやる」ことを意識して取り組みました。

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その一方で「助け合う」ことの重要性も遠征中に話しました。これは「自立」とは矛盾しません。

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「自立できていない人」の中で助け合うのと、「自立できている人」の中で助け合うのとでは、生じる結果や成果、そして次に向かう方向性が全く変わってきます。

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遠征中に厳しく追い込まれ、生徒がストレスをためることもかなりあったと思いますが、追い込んだぶんだけ逞しくなった感じがしました。

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また、行く時と帰るときの表情や言動の違いもはっきりと感じとれました。

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課題はまだたくさんあります。一つ挙げると、オーストラリアに学びに来たにも関わらず、日本の感覚でコミュニケーションをとってしまうこと。

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間違いを恐れるせいか、確信の持てないこと、分からないことに対して、「えっ?」と言って友達の顔を見合わすような反応をしてしまうことがよくありました。

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しかし、海外ではそれが良い印象を与えることはありません。

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ためらわずに明確な声で自分の意見を言うこと、これは国際人になるには大切なことなのです。

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今回のような9日間しかない短期留学経験で「ガラッ」と変わることはなかなか難しいかもしれません。

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しかし、初日に比べると態度や顔つき、そして行動スピードが変わっていくのが分かりました。

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この生徒達がもっと滞在していたら、ものすごい変化をしているかもしれない、と思うこともありました。

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海外では計算通りに行かないことが必ずあります。

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その都度、イライラしたり、慌てたりしていては「テニス」どころではなくなってしまうでしょう。

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海外生活では、すぐに気持ちを切り替えて「新しい次のアイデア」を生み出せる力が大切で、その力は一生役に立ちます。このこともミーティングでかなり話しました。

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別の言い方をすると、「高い順応力」と「大らかな心」が求められます。

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実際に公式戦に出場してみると、日本では考えられないようなことが試合中に起こります。今回、私たちも現場で貴重な経験をさせていただきました。

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そういったハプニングに出会っても、「自分の意見」をはっきり言えるかどうかは、普段の取り組み方で変わってきます。

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これは「英語が話せる、話せない」の問題ではありません。

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「主張する」という観点から言うと、日本人はそういうことに弱い傾向があるかもしれません。

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海外に行くと「自国」のことがよく分かります。

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たとえば、食事。日本ではスポーツ選手にとって、どこにいても良い食事がとれます。しかし、海外ではそういう訳にはいきません。

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日本人選手が海外の試合に出場する際、その大会期間中、自炊する人が多いそうです。

試合の後や練習で追い込んだ後に、料理を作っています。

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今回の遠征でも、わずかな日数ではありましたが、これを体験させることができました。

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生徒たちは「親のありがたさ」も感じていました。

仕事を終えて疲れて帰ってきた後、我が子のためにメニューを考え食事を作ってくれるお母さんやお父さん。

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一方、今回のように練習や遠征で疲れて帰ってきた後に自炊をする高校生。

いったい何が違うのでしょうか。親はご飯を作ってくれて当たり前??

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遠くにいるからこそ気づけることもあります。

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自分で起きる。自分で考える。自分で計画を立てる。自分で準備する。
自分で話す。自分で作る。自分で時間を考える。自分で問題を解決する。自分で‥

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今回の遠征のテーマの一つでもある「自分で」は、まだまだ帰国後も継続課題ですが、クラブ活動を通して部員全員にこれからも身につけさせたいと考えています。

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最後になりますが、この手作りの海外遠征が成功したのはいろんな方々のおかげです。

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アカデミーで熱心に指導してくださったVince、David、Michaelそして友子さん。そして、アカデミーで出会った方々…

遠征をサポートしていただいた校長先生をはじめとする学校関係者の方々。

お忙しい中、打ち合わせのために学校に足を運んでいただき、色んな面で支えてくださった保護者の方々…

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この場をおかりし、すべての方々に感謝を申し上げます。

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新年は1月5日(木)から全体練習が始まります。

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久しぶりに部員全員での練習。2017年は、みんなで両洋旋風を巻き起こそう!



2016 オーストラリア遠征




よいお年を‥

posted by Tetsuo Yamada at 12:19| Comment(0) | 海外遠征 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月30日

豪遠征DAY9

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いよいよ日本へ帰国です。

朝4時20分に起床し、4時45分にロビー集合。

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4時50分に寮の前まで迎えにきたシャトルバスに乗り込み、出発。

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ハーバー・ブリッジを通過。

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40分ほどで「シドニー国際空港」に到着。

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チェックイン・カウンターが開くのは6時15分からです。この間にトイレ休憩です。

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チェックイン!

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出国手続きへ!

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出国手続きを「機械だけで済ますレーン」が設けらており、出国カードを提出せずに手続きができました。

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7時頃に保安検査を通過。80分ほど自由時間をとりました。

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8時20分、再集合!

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8時50分、搭乗が始まります。

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9時25分、シドニー国際空港を離陸!

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離陸してから40分ほどすると、軽食がだされました。

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さらに1時間ほどすると、昼食です。今日は「ハニー・マスタードチキン」です。

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昼食の時間帯は「グレート・バリア・リーフ」の付近を通過!

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離陸してから4時間経過したところで、この辺りを飛んでいます。

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ここは「バタフライ・アイランド」上空です。

「見た人は幸せになる」と言われている「バタフライ・アイランド」。

普段から雲が多い空域なのですが、なんとか見ることができました。

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拡大写真!

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さらに拡大。よく見るとチョウの形をしています。

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離陸から約6時間、グアム島の付近を通過。

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離陸から約7時間が経過。食事が出されました。「チキンパイ」です。

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日本に入りました!

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16時25分(日本時間)、成田空港に到着。

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みんな元気です!

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入国審査に向かいます!

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次に「BAGGAGE CLAIM」へ。帰りは通関検査のため、預けた荷物を成田空港で引き取らなければいけません。

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各自スーツケースを見つけ、税関を通過します。

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私はレンタルした海外用Wi-Fiルーターを返却。

急いで成田空港内を移動し、国内線へのチェックインをします。

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伊丹空港行きの搭乗ゲートへ。

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18時、搭乗が始まります!

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18時20分、伊丹空港へ出発!

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20時05分、伊丹空港に到着しました。

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到着後、遠征最後のミーティングを行います。

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待ち合わせをしていたジャンボタクシーに乗り込み、いざ京都両洋高校へ。

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21時40分、学校に到着!

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「2016オーストラリア遠征」が無事、終わりました。


【海外遠征を終えて】

明日のブログで更新予定。




posted by Tetsuo Yamada at 21:47| Comment(0) | 海外遠征 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月29日

豪遠征DAY8

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今日も最高の天気です。

6時起床。全員が朝ごはんと昼食の準備に取りかかります。

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今日は気温40度を超えるとの予報。パワーの出る食事、そして味にもこだわります。

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私は朝カレーにしました。

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8時00分にロビー集合。アカデミーに向かいます。

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20分ほど歩くとアカデミーに到着。

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今日は全員アカデミーで練習です。

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午前の練習はMichaelコーチにお世話になりました。

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Michaelコーチの練習は午前まで。一週間ありがとうごさいました!

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昼食タイム。

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14時頃、アカデミーに「Christopher Reitzさん」と「Catherine Barclayさん(ご夫妻)」がアカデミーに来られ、貴重な話をいただきました。

Christopherさんは、ホッケーの元ドイツ代表ゴールキーパーで、3回オリンピックに出場しています。現在は整形外科の先生をしています。

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Catherineさんはテニス選手で、あのマンリーの大会の歴代優勝者の一人でもあり、二人はオリンピックで出会ってご結婚されました。

質問もいくつかさせていただき、本当に有意義な時間を過ごさせていただきました。

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15時半頃、練習再開です。

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暑くなってきました。

暑さを心配する人もいるかもしれませんが、オーストラリアには「Heat Rule」があり、約38度を超えると屋内に入って休むことになっています。

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こまめに休憩をとりつつ、練習に取り組みます。

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17時頃に練習が終わりました。

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ビンスや友子さんをはじめ、アカデミーの方々にテニス以外の大切な部分もたくさん教えていただきました。

本当にありがとうごさいました。

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今日の夕食は外で済まし、これからシャワー&ミーティングです。

また、帰国の準備と部屋の清掃を行います。

今夜はこれで失礼します!

posted by Tetsuo Yamada at 20:17| Comment(0) | 海外遠征 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする